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Google検索のAI要約をオフにすることを表す虫眼鏡と取り消し線のイメージ

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Google検索でAI Overviewsを消すワークアラウンドが拡散——クエリ末尾に「-ai」を付けるだけ

9to5Googleは2026年5月23日、Google検索のAI Overviews(AIによる要約)を消すための簡易な検索修飾子として、クエリ末尾に「-ai」を付ける方法が広く使われていると伝えました。Googleは公式に無効化トグルを提供していないため、検索演算子を流用したワークアラウンドが事実上の回避策になっています。

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9to5Googleは2026年5月23日、Google検索の上部に表示されるAI Overviewsを消すための簡易な検索修飾子として、クエリ末尾に「-ai」を付ける方法を紹介しました。Googleは公式に無効化トグルを提供していないため、検索演算子を流用したワークアラウンドが事実上の回避策として広まっている、と報じています。

Google検索のAI Overviewsを示すスマートフォン画面

画像引用元: 9to5Google

クエリ末尾に「-ai」を付けるだけで要約が消える

9to5Googleの記事では、Google検索の検索ボックスに通常通りキーワードを入力したうえで、最後に半角スペースと「-ai」を付け足すと、AI Overviewsが含まれない検索結果が返ってくると説明されています。たとえば「meefa news」と検索する代わりに「meefa news -ai」と打つだけ、というシンプルな手順です。

これは目新しい機能ではなく、Google検索が以前から提供している除外演算子(マイナス記号)を流用した使い方だと位置づけられています。マイナス記号は本来、特定の単語を含む結果を除外するためのもので、「-ai」と書けば「ai」という単語を含むページを排除するように働きます。

この副作用として、AI Overviews自体が「ai」というワードを含むため、結果的に要約セクションも表示されなくなる、という仕組みです。9to5Googleは「永久的な解決策ではない」と前置きしつつ、伝統的な検索体験を望むユーザーにとっては手軽な回避策になると評価しています。

なぜ「公式の無効化」が用意されていないか

GoogleはAI Overviewsを通常の検索機能の一部として位置づけており、ナレッジパネルや強調スニペットと同様に、検索結果の構成要素のひとつだとしています。そのため、ユーザー設定で個別にオフにするトグルは公式には提供されていません。

9to5Googleはこの方針に触れたうえで、AI Overviewsを「フィルタ」のような扱いに落とし込めれば、画像・動画・ニュースといった他のフィルタと並列で使い分けできるはずだ、という観点を提示しています。現状ではそうしたUIが存在しないため、検索演算子を頼ったテクニックが代替手段として浸透している格好です。

事実、AI Overviewsについては、誤情報を含む要約が公開時から繰り返し話題になってきた経緯があり、要約そのものを見せたくない利用シーンが存在することが背景にあると言えます。検索の信頼性に敏感な業務利用や、原典のページに直接アクセスしたい調査用途では、要約を介さない結果を求める声が一定数あるとされています。

「Web」フィルタなど他のワークアラウンドとの比較

9to5Googleは、AI Overviewsを回避する別の選択肢として、検索結果上部の「Web」フィルタにも触れています。「Web」フィルタをクリックすると、いわゆる10本の青いリンクに近い、シンプルなリンクリスト中心の表示に切り替わる仕組みです。

「Web」フィルタはGoogleが公式に提供している機能で、AI Overviewsだけでなくナレッジパネルやショッピングカードといった付随要素も同時にそぎ落とされます。一方、「-ai」修飾子はクエリそのものに干渉する書き方なので、関連トピックの記事が一部除外されてしまう副作用がある点には留意が必要です。

両者にはトレードオフがあり、9to5Googleは「『-ai』はあくまでショートカット、検索結果全体を整理したいなら『Web』フィルタやuBlacklistのような拡張機能との併用が現実的だ」というニュアンスでまとめています。

開発者・調査者にとっての示唆

業務利用の観点では、検索結果に含まれるAI要約を意図せず引用してしまうリスクを避けたいケースが想定されます。たとえば技術記事の事実確認や、企業の公式発表を一次情報として参照したい場合、AI Overviewsが間に挟まると引用元の特定がやりにくくなるという課題があります。

開発ワークフローのなかで検索ブックマークやスクリプトからGoogle検索を叩いている場合、URLパラメータのqの末尾に「+-ai」(URLエンコード後は+-ai)を付けるだけで、AI Overviewsを抑制したリクエストに切り替えられるという応用も考えられます。プロキシ的に動かしているリサーチツールにも組み込みやすい点が、この修飾子の使い勝手の良さです。

ただしGoogle側の今後の対応次第では、この挙動が変わる可能性もあります。9to5Googleも「Googleが将来的にこの抜け道を塞ぐ可能性は否定できない」と慎重な言い回しを残しています。

まとめ:公式機能化までの「つなぎ」として広まる

今回のワークアラウンドは、Google検索の既存機能を組み合わせただけのシンプルな手法ですが、AI Overviewsを巡るユーザー側の不満を反映した形で広まっているものだと言えます。検索演算子の知識さえあれば、誰でも今日から試せる手軽さが拡散の要因です。

一方で、AI Overviewsをオン/オフできる公式設定がない以上、これは恒久的な対策ではありません。Googleが将来的に正式なトグルやAI Modeとの切り替え動線を提供するまでの「つなぎ」として、検索体験を自分でコントロールしたい読者にとって覚えておく価値のあるテクニックです。