0:00 0:00
記事
Google「Search profile」に3つの新機能——複数ブランド一元管理とフォロワー基準1万人への緩和
Googleは公式ブログで、パブリッシャー向け「Search profile」の機能アップデートを発表しました。複数ブランドの一元管理、記事表示の改善、対象条件の緩和という3つの変更点を紹介します。
Googleは公式ブログで、パブリッシャー向け機能「Search profile」のアップデートを発表しました。Search profileは、SNSアカウントや最新記事、各種リンクを1つにまとめられる、検証済みのカスタマイズ可能なホームベースです。今回のアップデートでは、複数ブランドの一元管理、記事表示の改善、対象条件の緩和という3つの変更が加わりました。
Search profileとは何か
Search profileは、Google検索の結果画面やナレッジパネルから直接アクセスできる、パブリッシャーやクリエイター向けの公式プロフィールページです。運営するSNSアカウントのフォロワー数や最新の投稿・記事を一覧表示できるほか、読者がそのままフォローや購読につなげられる導線を提供します。検証済みバッジが付くため、なりすましアカウントと区別しやすいという利点もあり、ブランドの公式な窓口としてSearch上での存在感を高める役割を担っています。検索結果から直接、SNSや記事へと読者を誘導できる点は、自社サイトへの流入経路が多様化している今のメディア運営にとって無視できないポイントです。
複数ブランドを1つのアカウントで一元管理
多くのメディア企業は、複数の媒体やブランドのデジタル展開を同時に運営しています。これまでSearch profileは基本的にブランドごとに個別のアカウントで申請・管理する必要があり、傘下に多数のブランドを抱える企業ほど運用の手間が大きくなりがちでした。今回追加されたマルチアカウント対応により、傘下のブランドすべてのSearch profileを、1つのログインからまとめて申請・管理できるようになりました。ブランドごとに別々のアカウントを行き来する手間がなくなり、管理コストの削減につながりそうです。複数のニュースサイトや雑誌ブランドを抱える出版社にとっては、運用の負担を大きく軽減する変更といえます。

画像引用元: Google Blog
記事の見せ方を改善——サムネイル最適化と見出し拡張
Search profile内での記事一覧の表示方法も更新されました。画像サムネイルの表示が最適化され、記事がより見栄えよく表示されるようになったほか、見出しの表示可能な文字数が拡張され、読みやすさが向上しています。これまでは見出しが途中で切れてしまい、記事の内容が伝わりにくいケースもありましたが、今回の変更でその問題が緩和される見込みです。パブリッシャーにとっては、Search profileを訪れたユーザーが記事の内容をより正確に把握しやすくなり、クリック後の離脱を減らす効果が期待できます。
- マルチアカウント対応: 複数ブランドのSearch profileを1つのログインから申請・管理可能に
- 記事表示の改善: 画像サムネイルを最適化し、見出しの表示文字数を拡張
- 対象条件の緩和: 米国のパブリッシャー・クリエイターの申請条件を、YouTube・Instagram・X・TikTokいずれかでフォロワー1万人以上に引き下げ
対象条件を緩和——フォロワー1万人から申請可能に
Search profileを利用できるパブリッシャーの範囲も広がりました。米国内であれば、YouTube、Instagram、X、TikTokのいずれかでフォロワー数1万人以上を持つパブリッシャーやクリエイターが対象となり、従来より申請できる層が広がっています。これまで規模の大きいメディアに限られていた印象のある機能ですが、今回の緩和により、中小規模の発信者もSearch上での存在感を高めやすくなりそうです。
Search profileは既存のアカウントからログインしてすぐに試せるほか、設定方法はGoogle Help Centerで確認できます。複数ブランドを運営するパブリッシャーは管理画面が整理され、個人クリエイターは新たに申請できる可能性が広がるという、双方にメリットのあるアップデートといえるでしょう。今後もGoogleはSearch profileを軸に、パブリッシャーと読者をより直接的につなぐ機能の拡充を続けていくとみられ、自社ブランドの露出を管理するうえで欠かせないツールになりつつあります。
3 new ways we're improving Search profiles for publishers
Search profile updates help publishers better highlight their content and connect with their audiences.