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ロケットから複数の小型衛星が地球周回軌道へ展開していく様子の抽象イラスト

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Amazon、衛星29基を追加投入——『Amazon Leo』の軌道上衛星が累計331基に、運用1年で第3位の規模へ

Amazonは2026年5月29日、衛星通信網『Amazon Leo』の衛星29基をAtlas Vロケットで打ち上げ、軌道に投入したと発表しました。これで累計331基が展開され、打ち上げ運用開始から1年で軌道上3番目の規模のコンステレーションになったとしています。

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Amazonは2026年5月29日、衛星通信網「Amazon Leo」の衛星29基を新たに打ち上げ、軌道に投入したと発表しました。打ち上げにはUnited Launch Alliance(ULA)のAtlas Vロケットを使用。これで軌道上の衛星は累計331基となり、打ち上げ運用を始めてから1年で、軌道上3番目に大きいコンステレーションになったとしています。

ロケットから複数の小型衛星が地球周回軌道へ展開していく概念図

図版: Amazonの発表内容をもとに作成(出典: About Amazon

今回のミッションの概要

Amazonによると、今回の打ち上げはLA-07(Leo Atlas 7)ミッションとして実施されました。Atlas V 551構成のロケットがケープカナベラル宇宙軍基地から東部夏時間の午後7時53分に打ち上げられ、29基の衛星を軌道に届けています。

衛星はまず高度約289マイル(465キロメートル)で分離され、その後、運用高度である約392マイル(630キロメートル)まで自力で上昇するとしています。低軌道に多数の衛星を配置し、面で通信をカバーするという、いわゆる衛星コンステレーションの典型的な展開手順です。

運用開始から1年での到達点

Amazonは、Amazon Leoがこの1年で11回のミッションを実施し、300基を超える衛星を打ち上げたと説明しています。その結果、軌道上で3番目に大きいコンステレーションとなり、今後の打ち上げも100回以上を確保済みだとしています。

Amazon Leoは、以前は「Project Kuiper」と呼ばれていた衛星ブロードバンド計画です。2025年4月に本格的な配備を開始したとされ、地上の基地局が届きにくい地域にもインターネット接続を提供することを目指しています。短期間で第3位の規模に達したことは、配備のペースが着実に上がっていることを示しています。

商用サービスへの道筋

今回の発表では、商用ブロードバンドサービスの具体的な開始時期までは示されていません。まずは衛星の数を計画的に積み上げ、面的なカバレッジを確保していく段階にあると見られます。

衛星ブロードバンドの分野では、SpaceXのStarlinkが先行しており、Amazon Leoはこれを追う立場です。地上インフラに依存しない通信は、災害時の備えや地方・新興国の接続改善にも関わるため、開発者やサービス事業者にとっても、将来の接続手段の選択肢が広がる動きとして注目しておきたいところです。