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赤い警告サインと診断ツールを並べた抽象的なイメージ図

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Claude Codeのよくあるエラー一覧と原因別の直し方:認証・上限・ネットワーク・コンテキスト

Claude Codeで遭遇しやすいエラー(401/429/500/529/Prompt is too long/Request too large/OAuth token expired/Unable to connect to API/SSL証明書/model not found など)を、公式エラーリファレンスに沿って原因別に整理し、コピペで実行できる対処コマンドまでまとめます。

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結論:エラーは「サーバー/上限/認証/ネットワーク/リクエスト」の5系統に分けて読む

Claude Codeで出るエラーは、見た目はバラバラでも公式のError referenceに沿って読むと5つの系統に整理できます。系統がわかれば、再起動するべきか・待つべきか・設定を直すべきか・お金や上限の話なのかを最初の数秒で判断できます。

系統代表メッセージ一次切り分け
サーバーAPI Error: 500529 OverloadedRequest timed outstatus.claude.comを確認、待つ
利用上限You've hit your session limitRequest rejected (429)Credit balance is too low/usage/status/請求設定
認証Not logged inInvalid API keyOAuth token revoked403 Forbidden/loginANTHROPIC_API_KEYの有無
ネットワークUnable to connect to APISSL certificate verification failedECONNRESET通信経路・プロキシ・CA証明書
リクエストPrompt is too longRequest too largemodel not foundtool use concurrency/compact/rewind/model

そして、起動自体ができない場合(command not found、PATH問題、再ログインループなど)は別記事のClaude Codeが起動しないときの原因と対処法で扱っています。本記事は起動はできているが実行中にエラーが出るケースに絞ります。

困ったらまず次のコマンドを実行してください。インストール、設定、MCP、コンテキスト使用量を一括で診断してくれます。

claude doctor

Claude Code内なら/doctorでも同じ診断が走ります。以下、系統別に主要エラーと対処を整理します。本記事は2026年4月30日時点で公式エラーリファレンスを確認したものです。

系統1:サーバー側エラー(500/529/タイムアウト)

これらはAnthropic側のインフラ起因で、あなたのアカウントや依頼文に問題はありません。Claude Codeは表示前に最大10回・指数バックオフで自動リトライしてから初めてエラーを出します(既定値、CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES環境変数で調整可能)。

API Error: 500 Internal server error

API Error: 500 ... Internal server errorが出た場合:

  • status.claude.comで稼働状況を確認
  • 1分ほど待ってからtry againとだけ送り直す(依頼文の貼り直しは不要)
  • 障害情報がないのに続くなら/feedbackでAnthropicに通報

API Error: Repeated 529 Overloaded errors

API全体が一時的に容量超過しています。あなたの利用枠は消費されていません。モデル別に容量管理されているので、/modelで別モデルに切り替えると作業を続けられる場合があります。たとえばOpusが高負荷ならSonnetに切り替える、といった運用です。

Request timed out

既定では1リクエスト10分でタイムアウトします。長文生成や高負荷時に出やすいので、

  • リトライする
  • 大きなタスクを分解する
  • 遅いネットワーク/プロキシ環境ではAPI_TIMEOUT_MSを上げる

の順で試します。頻発するならネットワーク系の疑いに切り替えて系統4に進んでください。

系統2:利用上限・課金(429/credit too low/session limit)

これはお金や上限の話で、技術的にはどうにもならない系統です。

You've hit your session limitweekly limitOpus limit

サブスクリプションの利用枠を使い切った状態です。メッセージにリセット時刻が出ます。

  • リセットを待つ
  • /usageで現在の枠とリセット時刻を確認
  • Pro/Max なら/extra-usageで追加購入、Team/Enterpriseは管理者に依頼
  • 上位プランはclaude.com/pricingで確認

API Error: Request rejected (429)

APIキー、AWS Bedrockプロジェクト、Google Vertex AIプロジェクトのレート制限にぶつかった状態です。最初に確認するのは「どの認証情報で動いているか」です。

claude /status

シェルに残った古いANTHROPIC_API_KEYが、本来使いたいサブスクリプションを上書きしているケースが頻発します。心当たりがあれば次で外します。

unset ANTHROPIC_API_KEY

並列度を下げる(CLAUDE_CODE_MAX_TOOL_USE_CONCURRENCYを下げる、サブエージェント乱立を避ける、/modelで軽量モデルに切り替える)ことでも回避できます。

Credit balance is too low

Console組織のプリペイド残高が尽きた状態です。platform.claude.com/settings/billingで残高を追加するか、自動リロードを有効化します。Pro/Max/Team/Enterpriseのサブスクリプションを持っているなら/loginでサブスクリプション認証に切り替える手もあります。

Server is temporarily limiting requests

(not your usage limit)と注記されている、短時間の流量絞りです。これは自動リトライ済みの状態なので、しばらく待ってから再実行してください。

系統3:認証エラー(401/403/OAuth/API key)

認証系を踏んだら最初に走らせるのは/statusです。いまどの認証ソースが効いているかが表示されるので、そこで原因が9割わかります。

Not logged in · Please run /login

認証情報がない、または期限切れです。

  • /loginでサブスクまたはConsoleアカウントにログインし直す
  • 環境変数で認証する想定なら、claudeを起動したシェルでANTHROPIC_API_KEYexportされているか確認
  • CIや非対話環境ではapiKeyHelperスクリプトで動的取得

複数の認証情報がある場合の優先順位は、本シリーズの認証方法とログインできないときの確認ポイントで詳しく整理しています。

Invalid API key · Fix external API key

ANTHROPIC_API_KEYが無効です。direnvや.envの自動読み込みで古いキーが紛れ込んでいるケースが頻発します。

env | grep ANTHROPIC

で実際にロードされている値を確認し、必要ならunsetして/loginに切り替えます。

Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organization

無効化された組織のAPIキーが、サブスクリプションログインを上書きしています。unset ANTHROPIC_API_KEYしてシェルプロファイルからも削除し、claudeを再起動。/statusでサブスクリプション側に戻っていることを確認してください。

OAuth token revokedOAuth token has expiredAPI Error: 401

保存されたトークンが失効しています。/loginで取り直すだけで多くは解決します。再ログイン後すぐ同じエラーが戻る場合は、いったん/logoutしてから/loginで完全にクリアします。

OAuth token does not meet scope requirement: user:profile

新機能が要求する権限スコープが、保存済みトークンにない状態です。/logoutは不要で、/loginで再発行すれば解消します。

系統4:ネットワークとTLS(ECONNRESET/SSL/プロキシ)

Unable to connect to API系はほぼ100%ローカル要因です。Anthropic側の障害なら系統1の500/529で出ます。

Unable to connect to APIECONNREFUSEDECONNRESETETIMEDOUTfetch failed

最初の確認はいつも同じです。

curl -I https://api.anthropic.com

Windows PowerShellの場合はInvoke-WebRequestエイリアスを避けるためcurl.exe -I https://api.anthropic.comと打ちます。

  • 失敗するならネットワーク/VPN/ファイアウォール/DNS側の問題
  • 成功するのに Claude Code だけ失敗するなら、Node.jsから外に出られない経路問題の可能性が高い

具体的な切り分け先:

  • 企業プロキシ配下ならHTTPS_PROXYを設定
  • LLMゲートウェイ経由ならANTHROPIC_BASE_URLをその宛先に
  • LinuxとWSLでは/etc/resolv.confに死んだネームサーバーがいないか確認
  • macOSならifconfigで残骸のutun*インターフェイスがないか、VPNのネットワーク拡張が残っていないか

SSL certificate verification failedSelf-signed certificate detected

社内プロキシやセキュリティアプライアンスがTLSを傍受していて、Node.jsがそのCAを信用していない状態です。NODE_TLS_REJECT_UNAUTHORIZED=0は設定しないでください。 認証局を丸ごと無効化してしまいます。代わりに、組織のCAバンドルを次のように渡します。

export NODE_EXTRA_CA_CERTS=/path/to/ca-bundle.pem

系統5:リクエスト内容のエラー(context/model/tool use)

これは依頼文・履歴・モデル選択側の問題で、/compact/rewind/modelで復旧します。

Prompt is too long

会話と添付ファイルがモデルのコンテキストウィンドウを超えました。

  • /compactで要約して空きを作る、または/clearで新規セッションへ
  • /contextでシステムプロンプト、ツール定義、メモリ、メッセージのどこが食っているかを可視化
  • 不要なMCPサーバーを/mcp disable <name>で外す(MCPツール定義はサブエージェントにも継承されてコンテキストを圧迫する)
  • 大きなCLAUDE.mdpathsスコープのルールに分割

Error during compaction: Conversation too long

/compact自体が要約を作る余裕すらない状態です。**Escを2回押して数ターン戻ってから再度/compact**するのが定石。それでもダメなら/clearで新規セッションに切り替え、必要なら/resumeで前のセッションを復元します。

Request too large (max 30 MB)

HTTPリクエストの本体サイズ上限(30MB)を超えました。コンテキストウィンドウとは別の物理的な制限です。Escを2回押して大きな添付を含むターンを抜き、ファイルは貼り付けではなくパス参照でClaudeに読ませてください。

Image was too large / PDFエラー

画像は単体で長辺8000px、複数枚あるときは2000pxまでが目安です。PDFは100ページ/32MB/パスワード保護なしが要件。エラーが出た画像やPDFは履歴に残るとそれ以降のターンも失敗するので、必ずEscを2回押して該当ターンを抜いてからやり直します。

There's an issue with the selected model

モデル名が認識されないか、アカウントに権限がありません。

  • /modelで利用可能なモデルから選び直す
  • フル指定よりもsonnetopusのようなエイリアスを使う
  • それでも古い値が戻ってくる場合、--modelフラグ/ANTHROPIC_MODEL環境変数/.claude/settings.local.json/プロジェクト.claude/settings.json~/.claude/settings.jsonの優先順位で残骸を探す

Claude Opus is not available with the Claude Pro plan

プランが対応していないモデルを選んでいます。Web側でプランを上げてもセッション中のトークンには反映されないので、/logoutしてから/loginし直して新しいトークンを受け取ります。

thinking.type.enabled is not supported for this model

Claude Codeのバージョンが古く、Opus 4.7が受け付けない古いthinking設定を送っています。

claude update

を実行してv2.1.111以降に更新してから再起動してください。アップデートできない事情があるなら/modelで4.6またはSonnetに退避します。

API Error: 400 due to tool use concurrency issuestool_use_id mismatch

ツール呼び出しがセッション中に中断されたり、ターンを編集した結果、tool_usetool_resultthinkingブロックの並びが壊れています。

claude /rewind

またはEscを2回押してチェックポイントまで戻り、そこから再開します。

Extra inputs are not permitted

Claude CodeとAPIの間にあるLLMゲートウェイが、anthropic-betaヘッダを落としています。ゲートウェイ側でこのヘッダを通すよう設定するのが本筋です。応急処置としては、起動前にCLAUDE_CODE_DISABLE_EXPERIMENTAL_BETAS=1をセットするとベータ機能を無効化して通せます。

応答品質が下がっているとき

エラーは出ていないのに「いつもより頭が悪い」と感じる場合は、モデル本体ではなく会話状態の問題が多いです。次の順で確認します。

確認コマンド着眼点
モデル選択/model想定より小さなモデルになっていないか
Effort(思考量)/effort設計やデバッグなら高めに
コンテキスト圧迫/context限界近くなら/compactまたは/clear
古い指示/doctorCLAUDE.md肥大やサブエージェント定義の警告

応答が崩れたターンは「指摘で直す」より「/rewindで戻ってから言い直す」ほうが安定します。崩れた応答が文脈に残ると、後続ターンがそれに引っ張られるためです。

エラーから逆引きするためのチェックリスト

毎回どれから見るか迷わないように、最初の30秒で走らせる手順を固定化しておきます。

  • 起動できているか(できていなければ起動しないときの原因と対処法
  • /statusでいまの認証ソースを確認(ANTHROPIC_API_KEYの影が混じっていないか)
  • claude doctorまたは/doctorで総合診断
  • エラーメッセージの先頭20文字を本記事の表で逆引き
  • サーバー系疑いならstatus.claude.comを1回だけ確認
  • ネットワーク系疑いならcurl -I https://api.anthropic.comで経路を確認
  • リクエスト系疑いなら/context/compact、必要なら/rewind

まとめと次に読む記事

Claude Codeのエラーは派手に見えても、サーバー/上限/認証/ネットワーク/リクエストの5系統に分けると単純な逆引き問題になります。表示前に自動リトライを10回までこなしているので、実際に表示された時点で「待つ」だけで直るケースは少ない点も覚えておいてください。

次に読むと回復速度がさらに上がります。

公式のError referenceTroubleshootingは、新しいエラーメッセージが追加されるたびに更新されます。本記事に載っていないエラーに当たったら、まずそちらを開いてください。