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JiraチケットとGitHubプルリクエストにCopilotが接続されるイメージ

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GitHub Copilot for Jiraが拡張——カスタムエージェント指定とAtlassianカスタムフィールド読み取りに対応

GitHubは2026年4月22日、Copilot for JiraのアップデートをChangelogで公開しました。JiraチケットからGitHubリポジトリのカスタムエージェントを指定できるようになり、Atlassianカスタムフィールドの読み取り、ブランチ命名ルール、レビュー通知などが強化されています。

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GitHub Copilot for Jiraが大型アップデート

GitHubは2026年4月22日、GitHub ChangelogCopilot for Jiraのアップデートを公開しました。AtlassianJiraとGitHubリポジトリをつなぐ既存のインテグレーションに対して、エージェント選択、カスタムフィールド読み取り、ブランチ命名ルール、カスタムインストラクション、レビュー通知の5点が一度に強化された大きめの更新です。

今回の更新は、Jira上でチケットを起点にGitHub Copilotのクラウドエージェントを呼び出す動線を、現場ごとのルールに合わせて細かく調整できるように作り込んだ内容になっています。

JiraチケットとGitHub PRにCopilotが接続される構成図

画像引用元: GitHub Blog

カスタムエージェントの指定

もっとも目立つ変更は、Jiraチケットから呼び出すエージェントをリポジトリ側で定義したカスタムエージェントに切り替えられるようになった点です。GitHubリポジトリに置いたエージェント定義を、Jiraチケットのフィールドから指定すると、Copilotの既定のクラウドエージェントではなく、チームごとに作り込んだエージェントで作業が始まります。

これにより、プロジェクトごとに「この種類のチケットではテスト追加を必須にする」「このリポジトリではリファクタリング専用のエージェントを呼ぶ」といった役割分担が可能になります。GitHub Copilot coding agentが提供するカスタムエージェント機能を、Jira側の操作から自然に利用できるようになったかたちです。

Atlassianカスタムフィールドの読み取り

2つ目の強化は、AtlassianのカスタムフィールドをCopilotが読み取れるようになったことです。例えば、Jiraチケットに「受け入れ条件(Acceptance Criteria)」のようなカスタムフィールドを運用している組織であれば、Copilotが実装時にその条件をコンテキストとして考慮できるようになります。

要件定義がJira側に集約されているプロジェクトでは、この変更によりプルリクエストに含まれる受け入れ条件チェックの精度が上がる可能性があります。従来はチケット本文しか読み取れなかったため、構造化された要件をコピペで渡し直す手間があったのが、今回の更新で軽減されます。

ブランチ命名ルールとカスタムインストラクション

3つ目の強化は、チケットに指定されたブランチ命名規則をCopilotが尊重するようになった点です。既存のブランチ命名規則(例: feature/ABC-123-foo)を維持しながら、Copilotが作成するブランチも同じルールで生成されます。

4つ目の強化は、Atlassianスペース単位でのカスタムインストラクションです。スペースレベルで既定のリポジトリ、ブランチ命名、利用するモデル、エージェント選択のデフォルトをまとめて設定できるため、プロジェクト全体に共通のポリシーを一括適用できます。

ローカルからCopilotの挙動を揃えたい場合は、リポジトリ側にも.github/copilot-instructions.mdを置いてCLIとクラウドエージェントの両方に共通のコンテキストを渡すのが一般的で、以下のように新規作成できます。

mkdir -p .github
cat > .github/copilot-instructions.md <<'EOF'
- PRにはテストと型定義を必ず含める
- コミットメッセージは英語で Imperative mood を使う
- ブランチ名は feature/<JIRA_KEY>-<slug> 形式
EOF

レビュー通知の改善

5つ目の強化は、レビュー通知の統合です。Copilotがドラフトのプルリクエストを開くと、Jiraチケット側にコメントが追加され、レビュー待ちである旨が関係者へ通知されるようになりました。これまでは「CopilotがPRを出したがJira側で気付かれない」という運用上のギャップが発生しやすかった部分です。

GitHub側は今回のアップデートを「既存のJiraワークフロー内でCopilotをどのように動かすか、チームがより細かくコントロールできるようにするもの」と位置づけており、導入の前提はAtlassian MarketplaceGitHub Copilot for Jiraアプリを最新版に更新することです。

エンジニア視点の押さえどころ

同じ週には、OpenAIがChatGPTにworkspace agentsを導入し、チーム向けのエージェント運用基盤が厚みを増しています。GitHub側のCopilot for Jira強化は、既存のチケット駆動ワークフローに、エージェントを組み込むための足場を整える動きで、ChatGPT側とは「どのSaaSを起点にするか」という観点で棲み分けされています。

エンジニアリング観点では、カスタムエージェント定義ファイルのリポジトリ配置規約カスタムフィールドのマッピング設定の標準化スペース単位のインストラクションとリポジトリ単位のcopilot-instructions.mdの優先順位の3点が、導入時に整理しておきたいポイントです。とくに大規模な組織では、ルールの重複適用や上書き順の誤解が運用事故に直結するため、ドキュメントをリポジトリ側にも必ず置く運用が堅実です。