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複数のブランチが中央のコミットに合流するGitフロー図

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GitHub、Copilot cloud agentでマージコンフリクトを3クリック解消——ビルド・テスト検証まで自動化

GitHubはCopilot cloud agentを使ってマージコンフリクトを3クリックで解決できる機能を公開しました。Fix with Copilotボタンから起動したエージェントがビルドとテストを検証し、修正をプッシュするまで自動で進めます。

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「Fix with Copilot」ボタンからマージコンフリクトを3クリックで解決

GitHubは2026年4月13日、GitHub Copilotの開発者向けブログ「Changelog」で、プルリクエストのマージコンフリクトを3クリックで解決できる新機能を公開したと発表しました。コンフリクトが発生しているプルリクエストの画面で「Resolve conflicts」ドロップダウンを開くと、従来のWebエディタに加えて「Fix with Copilot」という新しい選択肢が表示されます。

ボタンを押すとコメント欄に「Copilotにコンフリクト解消を依頼する」文言があらかじめ入力された状態になり、そのまま送信するだけでエージェントが作業を引き受けます。手動でブランチをチェックアウトしてmergeを走らせ、差分を読みながら競合箇所を直すといった従来の手順が不要になる点が大きな変更です。

Copilotのcloud agentがマージコンフリクトを解消する画面のUI紹介

画像引用元: The GitHub Blog

ビルドとテストまで検証する「Copilot cloud agent」の役割

今回のボタンから呼び出されるのは、GitHub上のクラウドインフラで動作するCopilot cloud agentです。エージェントは自前のエフェメラル環境でリポジトリをチェックアウトし、コンフリクトが起きているファイルを実際に編集して解消したうえで、設定されているビルドとテストを走らせて結果を検証します。

検証に成功するとそのブランチに修正コミットを直接プッシュして、プルリクエストが再度マージ可能な状態に戻ります。ここまでの処理がレビュー画面から離れずに完結することで、開発者は差分の確認と最終的な承認だけに集中できる構成になっています。長寿命なfeatureブランチや複数人が同時に触るmonorepo構成では、特にこの自動化の恩恵が大きいと見込まれます。

失敗したワークフローやレビュー指摘にも同じ窓口で対応

GitHubはこの機能を単独のボタンではなく、プルリクエスト上で@copilotにメンションして指示を出す一連の運用の一部として位置づけています。マージコンフリクトの解消に加えて、失敗したGitHub Actionsのワークフローの修正や、コードレビューで指摘されたコメントの反映、さらには追加実装の依頼まで、同じメンション経由でCopilot cloud agentに任せられるとされています。

複数の自動化手段を別々のツールで組み合わせるのではなく、プルリクエストのコメントというひとつのインターフェースに集約している点が設計上の特徴です。レビューの流れの中で人間とエージェントが同じスレッドで会話し、タスクごとにコミットが積み上がっていく体験になります。CI失敗や指摘コメントが残ったまま放置されるケースを減らし、レビューの待ち時間そのものを短縮する効果も期待できます。

有料プランでの提供範囲と管理者のオプトイン

提供範囲は有料のCopilotプランに限定されています。Copilot ProおよびPro+のユーザーは追加設定なしで利用できる一方、Copilot BusinessとCopilot Enterpriseでは組織の管理者があらかじめCopilot cloud agent機能を有効化しておく必要があるとされています。

セキュリティ観点では、コンフリクト解消といえどエージェントが自動でブランチにコミットをプッシュする仕組みのため、保護ブランチのルールや必須レビュー設定との組み合わせ方がこれまで以上に重要になります。GitHubは同じChangelogで、Copilotのデータ所在地を米国とEUに対応させFedRAMP準拠も提供開始したとも案内しており、規制業界での導入条件も整えられつつあります。エージェントに任せる範囲と、人間が必ず確認する範囲をチームごとに決めていく運用が、今後の現場の焦点になりそうです。