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濃淡の異なる青い角丸の縦棒が3段階に並び、その上にきらめくスパークルアイコンが浮かぶイラスト

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Gemini無料プランがAuto限定に——新たに3段階の「Effort Level」も追加

Googleが無料プランのGeminiアプリでモデルの手動選択を廃止し、Auto選択に一本化しました。あわせてLow/Medium/Highの3段階のEffort Levelも導入され、有料プランにも展開が進んでいます。

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Googleが、無料プラン(アカウントに課金プランを紐付けていないユーザー)向けのGeminiアプリで、モデルを手動で選べる機能を廃止したと9to5Googleが報じています。モデル選択メニューに残る選択肢は「Auto」のみとなり、先週時点ではサポートドキュメント上で「(3.5) Flash-Lite」と表記されていたモデル名も、今回の変更で表に出なくなりました。あわせて、応答の深さを調整する新しい「Effort Level」機能も導入されています。無料で使えるAIチャットの中でもユーザー数が多いGeminiだけに、モデル選択の仕組みが変わる影響は小さくなさそうです。

Autoへの一本化で裏側のモデルは自動選択

Googleは今回の変更について「Geminiは自動モデル選択によって、それぞれのプロンプトに最も適したGeminiモデルを振り分けます。ほとんどのプロンプトは最速モデルであるFlash-Liteに送られ、より深い推論が必要なプロンプトはFlashやProに送られることがあります」と説明しています。スマートモデル選択をオフにした場合、無料プランのユーザーはすべての応答がFlash-Liteで処理される仕組みです。ユーザー自身が狙ってProクラスのモデルを呼び出すことはできなくなり、モデル選びの判断そのものがGemini側に委ねられる形になりました。

黒い背景のGeminiアプリでモデル選択メニューとLow/Medium/HighのEffort Levelが表示されているスクリーンショット

画像引用元: 9to5Google

Low・Medium・Highの3段階「Effort Level」

従来の「Extended」オプションに代わり、新たに3段階の「Effort Level」が追加されました。Lowは「素早く効率的」、Mediumは「深さと速度のバランス」、Highは「とことん丁寧」という位置づけで、これはGoogle AI StudioやAntigravityで採用されている「thinking level」の考え方に揃えたものだと紹介されています。9to5Googleによれば、この変更は無料アカウントの大多数に対して当日の夜(太平洋時間)にはすでに展開されており、かなりのスピードでロールアウトが進んでいる様子だといいます。新しいEffort Levelは無料プランに限らず、全ての契約者向けにも順次展開中です。

有料プランのモデル上限にも変化

無料プランだけでなく、Google AI Plusのユーザーについても近く制限が入る見込みです。記事では、AI PlusのユーザーはまもなくFlash-Liteと(3.8) Flashのみに利用モデルが制限されると紹介されています。これまでProクラスのモデルにアクセスできていた層にも影響が及ぶ可能性があり、どのプランでどこまでのモデルを使えるかという線引きが、今回の一連の変更で大きく動いていることがうかがえます。無料プランとAI Plusの間でモデルの選択肢がどう差別化されるのかは、今後の有料化導線にも関わってくるポイントとして注目されます。

無料ユーザーにとっての意味

モデルを自分で選べなくなることは一見不便に思えますが、Google側の狙いは「プロンプトの内容に応じて裏側で最適なモデルを割り当てる」ことで、無料ユーザーでも必要な場面では相応の推論力を確保しつつ、全体としての応答速度やコストを最適化することにあるとみられます。Effort Levelという形で深さの調整余地を残した点も、単純な一本化ではなく使い勝手とのバランスを意識した設計だといえそうです。しばらくは利用感の変化についてユーザーからのフィードバックが集まりやすい時期になりそうで、今後の追加調整にも注目です。モデル名を意識せずに使える設計は初心者にとって分かりやすい一方、上級ユーザーにとっては「狙ったモデルを指名できない」という不満につながる可能性もあり、Googleがこの先どうバランスを取っていくのかが焦点になりそうです。