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GoogleのAI Pro無料トライアル、実は有料版と別物——Pixelなどの特典に制限が判明

Pixelやノート型端末の購入特典として配られているGoogle One AI Proの無料トライアルが、有料サブスクリプションと比べて一部機能が制限されていることが分かりました。制限内容は告知が不十分だと指摘されています。

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GoogleがPixelの購入特典などとして頻繁に配布しているGoogle One AI Proの無料トライアルが、実は有料サブスクリプションと同じ内容ではないことが分かりました。9to5Googleが報じています。一般的に無料トライアルは「期間中は有料版と同じ機能を使える」と理解されがちですが、Google One AI Proのトライアルでは一部の特典が最初から対象外になっており、その事実が購入時にはっきり伝えられていない点が問題視されています。

月額19.99ドルのAI Proと、そのトライアルの違い

Google One AI Proは月額19.99ドルのサブスクリプションで、Geminiの利用上限拡張、Googleサービス全体で使える5TBのストレージ、さらにGoogle Home Premium・Health Premium・YouTube Premium Liteといった他のサブスクリプションもまとめて含まれています。今回明らかになったのは、トライアル利用者がこのうち一部の特典を使えないという点です。きっかけはGemini 4 Argonが開発ツール「Antigravity」へ展開されたことで、AI Proのトライアルに関する制限に注目が集まりました。Googleのサポートページでは、トライアルアカウントを有料プランとは明確に別枠の「拡張利用枠付きの無料ユーザー」として扱っており、Redditユーザーの指摘をきっかけにこの扱いが広く知られるようになりました。

具体的に失われる2つの特典

制限は主に2点です。1つ目は、AntigravityでGemini 4 Argonが使えないこと。2つ目は、YouTube Premium Liteがトライアル中は利用できず、有料化して初めて使えるようになることです。Googleはこの制限についてサポート文書では一応明記しており、YouTube Premium Liteについては「Google AI Proのトライアルが終了し、有料サブスクリプションに切り替わるまでは利用できない」とはっきり書かれています。ただし、サインアップ時点や広告の文言ではこの制限がほとんど触れられておらず、利用者が事前に気づきにくい構造になっている点が今回の指摘の核心です。あわせて、Google Storeで受けられるはずの10%キャッシュバック(ストアクレジット)もトライアル中は対象外とされています。

有料プランを表す満たされたバーと、トライアルプランを表す一部だけ満たされたバーを並べたイラスト

無料トライアルはあらゆる購入シーンに潜んでいる

GoogleはAI Proの無料トライアルを、さまざまな商品購入やキャリア契約にひも付けて配布しています。報道によれば、Pixel 11購入で6か月、Googlebookの購入で12か月、対象のVerizon契約者向けに6か月、Chromebook Plus購入で12か月(それ以外のChromebookでは3か月)、Galaxy Z Fold 8購入で6か月といった具合に、多数のパターンが存在します。いずれのケースでもGoogleはトライアルの価値を「月額換算でいくら相当」という形で大きく打ち出していますが、実際に得られる体験は有料プランより狭い、という食い違いが起きている状態です。

課金への切り替えもワンクリックでは済まない

さらに、トライアル中のユーザーがすぐに課金へ切り替えて制限を解除したくても、ボタン一つでは完結しない点も指摘されています。トライアル期間が終わるのを待つか、Googleのサポートに問い合わせて手続きしてもらう必要があるとのことです。無料体験から有料契約へのスムーズな導線が用意されていないことは、今回の特典制限と合わせて利用者の不満につながりやすい部分でしょう。日本でもPixelシリーズの購入特典としてAI Pro相当のトライアルが案内されるケースがあるだけに、端末購入時の特典内容を確認する際は、トライアルと有料版で機能差がないかを一度チェックしておくと安心です。