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淡い水色の背景に、白とブルーの地図ピンアイコンと周囲に散らばる3色のきらめきアイコンを配置したイラスト

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Google Maps、CarPlayでGeminiとの会話に対応——運転中に施設検索や渋滞確認が可能に

GoogleがCarPlay版Google Mapsに会話型アシスタント「Gemini」を統合する展開を始めました。アイコンをタップするだけで周辺施設の検索や渋滞情報の確認ができ、前日発表のAndroid Auto向け機能に続く取り組みです。

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Googleは現地時間21日、Apple CarPlay版のGoogle Mapsアプリに会話型アシスタント「Gemini」を統合する機能の展開を開始しました。運転中でもハンズフリーに近い感覚で周辺施設を調べたり、渋滞状況を確認したりできるようになります。Engadgetが報じました。

地図画面の隅にGeminiアイコン、タップで質問可能に

今回の対象はiOS版Google MapsをCarPlay上で使用している場合です。CarPlayでMapsを開くと画面右下付近にGeminiのアイコンが表示されるようになり、これをタップするとドライバーがGeminiに質問を投げかけられる仕組みになっています。Googleによれば、経路上に立ち寄れるスポットを探したり、渋滞情報を報告したり、特定の場所についての情報を尋ねたりといった使い方ができるとしています。Engadgetの記事では、「街を見渡せる美しい景色で有名な公園はどこ?」といった複数の要素を含む質問にもGeminiがうまく応答できる点が紹介されており、単純なキーワード検索よりも自然な会話形式でのやり取りが可能になっている様子がうかがえます。

CarPlay画面でGeminiが「それはクイーン・アン・ヒルにあるケリー・パークです。そこへ案内しましょうか?」と応答し、下部に目的地までの経路と所要時間が表示されている画面

画像引用元: Engadget

米国から順次展開、反映には数日かかる場合も

この機能の展開は2026年10月21日から始まっており、対象は米国のCarPlayユーザーを皮切りに世界各地へ順次広げていく方針です。Googleのアップデートは段階的に配信されるため、記事時点でまだ手元の端末に反映されていなくても、数日待てば表示されるようになる可能性があるとEngadgetは説明しています。急いで試したい場合は、Google MapsアプリやiOS自体のアップデートを確認しておくとよさそうです。

前日発表のAndroid Auto向け機能とあわせて布陣を強化

今回の発表は、Googleが前日にAndroid Auto向けに展開を始めた「Gemini Personal Intelligence」に続くものです。Android Auto版の機能を有効にすると、Geminiはユーザーの他のGoogleアプリに保存された情報を踏まえて応答をパーソナライズできるようになり、Googleはこれによって推論の精度が上がり、ユーザーの質問によりきめ細かく答えられるようになるとしています。CarPlayとAndroid Autoという主要な車載プラットフォームの両方でGeminiの存在感を一気に高める格好で、Googleが音声アシスタント市場における車内体験の強化に力を入れていることがうかがえます。

車載アシスタント競争における位置づけ

これまで車載音声アシスタントといえば、AppleのSiriやメーカー純正の音声操作システムが中心でしたが、会話の文脈を理解して多段階の質問に答えられる生成AIベースのアシスタントが車内に入り込む流れは、ここ数年で急速に広がっています。CarPlayはApple製の車載インターフェースでありながら、その上で動くGoogle Maps自体にサードパーティ製アシスタントを統合できる点は、プラットフォームをまたいだ機能拡張の一例ともいえます。運転中の操作はとっさの判断が安全に直結するだけに、会話型アシスタントがどこまで自然かつ的確に応答できるか、そして視線を道路から大きく逸らさずに使えるUIになっているかは、今後の実利用のなかで評価が固まっていきそうです。Googleとしては、検索や地図の分野で培ってきた強みをそのまま車内体験に持ち込み、運転中という限られた接点でもGeminiの利用機会を広げたい考えとみられます。