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手に持ったスマートフォンの画面に、白い煙の中で刀を構える人物を写したドラマチックな写真が表示されている

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Vivoのミドルレンジ機「V80」、上位機種譲りの「AI Creation」カメラモードを約660ドルで搭載

VivoのミドルレンジスマートフォンV80に、上位機種X500と同じAIカメラモード「AI Creation」が搭載されました。1枚のシャッターでシーンを解析し、ドラマチックな仕上がりに自動変換するこの機能を、9to5Googleのレビューをもとに紹介します。

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Vivoのミドルレンジスマートフォン「V80」が、フラッグシップ機譲りのAIカメラモード「AI Creation」を搭載して登場しました。インド市場での価格は62,999ルピー(約660ドル)で、同じモードを搭載する上位機種「X500」よりも300ドルほど安く、この価格帯でここまで作り込まれたAIカメラ体験が手に入る点が注目されていると9to5Googleが伝えています。

7200mAhバッテリーとIP68/69防水防塵を備えたスペック

まず基本スペックから見ていくと、V80は6.59インチの144Hz OLEDディスプレイを搭載し、解像度は1.5K、ディザリングなしの真の10ビットカラー表示に対応します。低輝度時には4320Hz PWM調光が働くほか、フルDC調光を選べるオプションも用意されています。プロセッサーにはSnapdragon 7 Gen 4を採用し、8GBのRAMと7200mAhの大容量バッテリー、90W急速充電を組み合わせています。本体はセンターステージ型のセルフィーカメラやIP68/69の防水防塵性能も備えており、ミドルレンジ機としては非常に手堅い作り込みです。

50MPトリプルカメラとZEISS監修のセルフィーカメラ

カメラ構成は、メインに50MPのSony LYTIA 700Vセンサー、光学3倍ズームに対応する50MPのSony IMX882望遠カメラ、地域によって8MPまたは12MPとなる超広角カメラを搭載します。さらにセルフィーカメラにはZEISS監修の50MP・画角90度のセンターステージカメラを採用しており、自撮り用途でも妥協のない構成といえます。V80はインド、東南アジア、中東などの地域で、今後数週間のうちに順次発売される予定です。

手に持ったスマートフォンの画面に白い煙の中で刀を構える人物を写したドラマチックな写真が表示されている様子

画像引用元: 9to5Google

シーンを自動解析して仕上げる「AI Creation」モード

今回の記事で特に取り上げられているのが、シャッターを切るだけでシーンを解析し、最適と判断したスタイルを自動で適用する「AI Creation」モードです。レビューを執筆した記者は、約300ドル高い上位機種X500で同じモードを使い、曇り空でコントラストに乏しかったハイキング中の写真を撮影したところ、肉眼で見ていた色合いや奥行きが再現された仕上がりに驚いたと振り返っています。モードを起動してファインダーを被写体に向けるだけでAIが自動でスタイルを選び、さらに2つの候補スタイルをワンタップで切り替えたり、フルUIから好みのスタイルを選んだりすることもできます。

被写体の人物を自動で消去する編集機能も

AI Creationモードでは、写真に写り込んだ人物をAIが自動的に検出して消去する機能も利用できます。従来のような消したい範囲を手動で囲むような操作は不要で、仕上がりの精度も高いと紹介されています。撮影したオリジナル画像は常にVivoの「アルバム」アプリ内に保持されるため、あとから別のスタイルを選び直すことも可能です。シャッターを切った瞬間の一発勝負ではなく、撮影後にいくらでも編集方針を変えられる点は、日常的にスマートフォンで写真を撮るユーザーにとって心理的なハードルを下げる効果もありそうです。

ミドルレンジへ広がるフラッグシップ級のAI画像処理

VivoやOPPOといったメーカーは、これまで高度なカメラ機能を上位モデルに絞って提供する傾向が強かったとレビューでは指摘されています。その中でV80がAI Creationモードをミドルレンジ機に搭載してきたことは、スマートフォンのAIカメラ機能が一部のフラッグシップ専用機能ではなく、より幅広い価格帯に広がりつつあることを示す一例といえそうです。今後、他メーカーが追随する形で同様のAI画像処理機能を普及価格帯のモデルに展開していくかどうかにも注目が集まります。