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青い背景に置かれた球形スマートスピーカーのイメージ写真

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Amazonデバイスも値上げへ——EchoやKindleなど「RAMageddon」の余波が直撃

メモリー不足による部品価格の高騰を受け、AmazonがEcho・Fire TV・Kindle・eero製品を軒並み値上げしたとEngadgetが報じました。最大60%の値上げとなった製品もあり、AppleやRokuに続く動きです。

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Engadgetは2026年8月22日、AmazonがEcho・Fire TV・Kindle・eeroの各製品ラインナップの価格を、大きな告知もないまま引き上げたと報じました。Fortuneが最初に報じた内容によれば、値上げ幅は製品によって最大60%、金額にして100ドル以上に達するケースもあるといいます。半導体不足の影響から、もはやどの企業も無縁ではいられない状況がAmazonにも及んだ形です。

Echo・Fire TV・Kindleで相次ぐ値上げ

値上げ率が最も高かったのは、エントリーモデルのEcho Dotで、50ドルから80ドルへと引き上げられました。上位モデルも例外ではなく、Echo Show 21は400ドルから500ドルに変更されています。比較的安価な製品にも影響は及んでおり、Fire TV Stick HDは35ドルから40ドルへ、Fire TV Stick 4K Maxは60ドルから85ドルへとそれぞれ値上げされました。電子書籍リーダーのKindleシリーズも対象で、16GBモデルの最新Kindleは110ドルから150ドルへ、Kindle Paperwhiteの16GBモデルは160ドルから200ドルへと変更されています。

青みがかった背景に置かれた球形のスマートスピーカー2台

画像引用元: Engadget

メッシュWi-Fi「eero」も値上げ、Ringは据え置き

価格改定は音声デバイスや動画配信端末にとどまりません。メッシュWi-Fiルーターのeeroも対象で、3台セットのeero 7は350ドルから400ドルへ、eero Pro 7の3台セットは700ドルから800ドルへと引き上げられました。一方でEngadgetによれば、スマートドアベルなどを手がけるRing製品については今回の値上げを免れているとのことです。Amazonの広報担当者はFortuneの取材に対し、値上げの理由を「メモリーおよびストレージ部品コストの大幅な上昇」によるものと説明しつつ、引き続き手頃な価格での製品提供や年間を通じたプロモーションの実施を目指す方針を強調したといいます。

  • Echo Dot: 50ドル→80ドル(+60%)
  • Echo Show 21: 400ドル→500ドル
  • Fire TV Stick 4K Max: 60ドル→85ドル
  • Kindle(16GB): 110ドル→150ドル
  • Kindle Paperwhite(16GB): 160ドル→200ドル
  • eero 7(3台セット): 350ドル→400ドル
  • eero Pro 7(3台セット): 700ドル→800ドル

「RAMageddon」がハードウェア業界全体を揺らす

Engadgetは、Amazonが今回のメモリー・ストレージ価格高騰、いわゆる「RAMageddon」による値上げに踏み切った最新の大手テック企業だと位置付けています。この夏にはすでにAppleがiPadやMacBookなど主要ハードウェア製品の価格を同様の理由で引き上げており、7月にはRokuも自社デバイス群の価格を最大50ドル値上げしています。メモリーやストレージという基幹部品の価格高騰は特定企業に限った現象ではなく、コンシューマー向けハードウェア業界全体に波及する構造的な問題になりつつあることがうかがえます。

スマートホーム機器や電子書籍リーダーの購入を検討している読者にとっては、今後さらなる値上げが続く可能性も念頭に、購入タイミングを見極める必要が出てきそうです。半導体・メモリー市況が落ち着くまでは、同様の値上げ発表が他のメーカーからも相次ぐ展開に注意しておきたいところです。