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Geminiオーバーレイに「最小化」機能追加——Androidでバブル化してマルチタスクが可能に
9to5Googleは、AndroidのGeminiオーバーレイに最小化ボタンが追加され、応答をバブル状に縮小したままマルチタスクできるようになったと報じました。表示位置は6箇所に固定される仕様で、一部に不具合も残っています。
GoogleのGeminiアプリがAndroid上で提供している「オーバーレイ」機能に、新しく最小化ボタンが追加されたと9to5Googleが報じました。これまで画面を占有していたオーバーレイを、作業の邪魔にならないバブル状のアイコンへと縮小できるようになり、他のアプリを操作しながらGeminiとのやり取りを継続できます。これまでのGeminiオーバーレイは、画面上に表示したままにするか閉じるかの二択に近く、他のアプリへ切り替えるたびにやり取りが中断されがちでした。地味な変更に見えて、日常的にオーバーレイを呼び出す人ほど体感しやすい改善です。
プロンプト送信後すぐに使える最小化ボタン
9to5Googleの報道によると、Geminiオーバーレイのコンテナ上部に新しく「Minimize」ボタンが表示されるようになりました。プロンプトを入力した直後は画面中央に、応答が返ってきた後はピル型のコンテナの右側に表示される仕様です。ボタンをタップするとオーバーレイはスパークロゴのついた小さなバブルへと折りたたまれ、Googleは「マルチタスク中もGeminiは使い続けられます。タップすれば展開、ドラッグで移動または閉じることもできます」と説明しているといいます。
以前のGeminiオーバーレイでは、応答を確認したらそのまま閉じるか、画面を占有したまま次の操作を待つかのどちらかしか選べませんでした。今回追加された最小化ボタンにより、途中の会話を保持したまま他の作業へ移れるようになった点が、今回のアップデートの実質的な変更点です。

画像引用元: 9to5Google
位置は6箇所に固定、既知の不具合も
バブルの表示位置は自由に配置できるわけではなく、あらかじめ用意された6箇所のいずれかに固定される仕様だと9to5Googleは指摘しています。ドラッグして好きな場所に動かせるように見えても、実際にはあらかじめ決められたスナップ位置のどれかに吸い寄せられる形です。さらに、最小化するたびにバブルの位置が画面右下隅にリセットされてしまう不具合も確認されているとのことです。せっかく好みの位置に移動させても、次に最小化した際にはまた右下に戻ってしまうため、細かい使い勝手の面ではまだ改善の余地がありそうです。新機能が展開されたばかりの段階ではよくあることですが、今後のアップデートでの修正が期待されます。
常時アシスタントとの位置づけを強めるGoogleの狙い
オーバーレイをバブル化してマルチタスク中も呼び出せるようにする発想は、他のスマートフォン向けアシスタントでも見られる考え方であり、GoogleがGeminiを「必要な時だけ開くアプリ」から「常に画面の隅に控えているアシスタント」へと位置づけを強めようとしている流れの一つと捉えられます。応答を待つ間や作業の合間に別のアプリへ切り替えても、バブルをタップすればすぐに続きから会話を再開できるため、Geminiを起動しっぱなしで使う人ほど恩恵は大きいはずです。
日常的にGeminiオーバーレイを使っているAndroidユーザーにとっては、調べ物をしながら別のアプリで作業を続けられるようになる点は歓迎しやすい変化でしょう。特に、動画を見ながらその内容についてGeminiに質問したり、メッセージアプリで返信を考えながら調べ物を並行して進めたりといった使い方との相性がよさそうです。ロールアウト時期についての明言はないため、手元の端末で表示されるかどうかは今後の更新を確認する必要があります。
Gemini overlay gets bubble minimization and multitasking on Android
The Gemini overlay on Android now has a multitasking option that gives you a floating bubble shortcut when you Minimize.