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GitHub Copilotアプリ、複数エージェントを同時実行——Gitワークツリーで並列セッションを安全に分離
GitHubは公式ブログで、GitHub Copilotアプリ上で複数のエージェントセッションを並行実行する方法を解説しました。各セッションが独自のGitワークツリーを持つことで、干渉せずに複数タスクを同時に進められる仕組みです。
GitHubは公式ブログで、GitHub Copilotアプリ上で複数のAIエージェントセッションを同時に走らせる方法を解説する記事を公開しました。同じプロジェクトに対して複数のエージェントを動かすと聞くと「作業が衝突しそうで怖い」と感じる人も多いはずですが、各セッションが独立して動作し、互いに干渉しない設計になっている点を初心者向けに丁寧に説明した内容です。
「コインランドリー」のたとえで理解する並列セッション
記事では、並列エージェントセッションの仕組みをコインランドリーに例えています。複数の洗濯機に別々の設定で同時に洗濯物を入れられるように、GitHub Copilotアプリでも複数のセッションをそれぞれ独立させて走らせられるという説明です。1つのセッションが終わるのを待ってから次を始める必要がなく、思いついたタイミングで新しいタスクをエージェントに渡せる点が大きな利点として紹介されています。

画像引用元: GitHub Blog
Gitワークツリーがセッションを完全に分離する鍵
各エージェントセッションは、依頼したタスクの開始から完了までの一連の作業を指します。GitHub Copilotアプリのセッション一覧画面では、それぞれのタイトルと進捗状況をカード形式で確認できます。ポイントは、各セッションが独自のGitワークツリー上で動作する点です。セッションごとに作業領域が分離されているため、複数のエージェントが同時並行で動いても互いのファイル変更が衝突しません。しかも各セッションは自分のコンテキストを保持したまま独立して進むので、別のセッションに切り替えても直前の状態からそのまま再開でき、都度状況を説明し直す手間もなくなるとしています。
tailspin-toysリポジトリでの実践例
記事では、サンプルリポジトリ「tailspin-toys」を使った具体例も示されています。まず1つ目のセッションで「有料会員向けの並べ替え機能を追加する」タスクをCopilotに依頼し、それが動き出した直後に2つ目のセッションを開いて「アクセシビリティのレビューを実施する」よう指示、続けて3つ目のセッションでテストの実行を依頼するという流れです。セッション一覧画面でこれら3つの進捗を同時に見守ることができ、完了したものから順に結果を確認していけます。作業を横で見張り続ける必要もなく、コーヒーを淹れに席を立っている間もエージェントは作業を進めてくれるとしています。
まずは小さなタスクを2つ同時に試すことから
記事の結びでは、GitHub Copilotアプリで小さめのタスクを2つ同時に走らせてみることを勧めています。それぞれが独立して進捗していく様子を確認することが、並列エージェントの感覚をつかむ第一歩になるという趣旨です。
複数のAIエージェントを同時に走らせる運用は、コードレビューやテスト、リファクタリングといった作業を並行して進めたい開発チームにとって、日々の待ち時間を減らす手段になりそうです。Gitワークツリーによる分離という仕組みそのものは目新しいものではないものの、それをアプリのUI上で意識せずに使えるようにした点が、初心者にも並列運用のハードルを下げるポイントだと言えそうです。
GitHub Copilot app for Beginners: Run several agents at once
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