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スマートフォンのアプリストア内に別のストアのカードが並ぶ概念イラスト

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Google Play内のサードパーティストア、裁判官が「容認できない」——検索での見つけやすさと「インストール」ボタンで改善へ

Google Playでのサードパーティストア配布が始まった直後、EpicとのGoogle訴訟を担当するDonato判事が現状の見つけにくさを「容認できない」と指摘したと9to5Googleが報道。Googleは検索露出の改善と「インストール」ボタンの追加を約束しました。

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Google PlayでサードパーティのAndroidアプリストアの配布が始まった矢先、Epic Gamesとの訴訟を担当する判事が現状を「容認できない」と指摘し、Googleが改善を約束したと、9to5Googleが2026年8月14日に報じました。ストア内でライバルのストアを配るという歴史的な変化が、司法の監視のもとで細部まで詰められていく様子がうかがえるニュースです。

Play Store内に「別のアプリストア」が登場

前提として、今週からGoogle Play上でサードパーティ製Androidアプリストアの配布が始まっています。第1号として利用可能になったのはゲームストアのAptoide Gamesです。

9to5Googleによると、その動作はかなりスムーズで、従来のサイドローディング(APKファイルを手動でダウンロードしてインストールする方法)よりはるかに快適とのことです。Epic対Googleの独占禁止法訴訟での命令を受けた対応が、ようやくユーザーの手元に形として届いた瞬間といえます。

スマートフォンのホーム画面に表示されたPlay Storeのアイコン

画像引用元: 9to5Google

問題は「見つけにくさ」——判事が指摘

ただし、この第一歩にはひとつ大きな引っかかりがありました。サードパーティストアにたどり着くには、直接リンクを踏むか、特定の検索フレーズを正確に入力する必要があったのです。

The Vergeの報道として9to5Googleが伝えるところによると、この訴訟を長く担当するDonato判事は、Play内でサードパーティストアを見つける現状の体験を「容認できない」と断じました。「store for apps」のような検索キーワードでストアが表示されないことを問題視し、「70%程度しか正確でない言い回しであっても、あらゆるバリエーションで」ストアが正しく表示されるべきだと述べたとのことです。

Googleは検索改善と「インストール」ボタンを約束

この指摘を受けて、Googleは変更を行うと表明しました。検索での露出を改善するほか、サードパーティストアの扱いを通常のアプリに近づけ、現在の「表示」ボタンに代えて「インストール」ボタンを設置する予定です。

「表示」ボタンは、タップしても詳細ページに移動するだけで、そこからさらにインストール操作が必要でした。ワンタップでインストールが始まる通常のアプリと同じ体験になれば、サードパーティストアを試す心理的なハードルは大きく下がります。小さなUIの差が普及を左右することを、裁判所もGoogleもよく理解しているということです。

「ストアの中のストア」が変えるAndroidの景色

今回の動きは、単なるUI調整ではなく、アプリ流通の独占をめぐる世界的な流れの一部です。米国ではAppleがApp Store外購入の手数料案を提出したばかりで、日本でもスマホソフトウェア競争促進法によるストア開放の議論が進んでいます。

Androidユーザーにとっては、ゲーム特化ストアや地域特化ストアなど、Google Playとは違う品揃えや料金体系を持つ選択肢が、安全な経路で手に入るようになります。開発者にとっても、配布チャネルの選択肢が増えることは手数料交渉力の向上につながります。検索改善と「インストール」ボタンが実装された後、サードパーティストアの利用がどこまで広がるのか、Androidエコシステムの次の見どころです。