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ティム・クック氏、Apple CEO退任——後任ジョン・ターナス氏が9月9日イベントを主導
9to5Macは、ティム・クック氏が15年間務めたApple CEOを本日退任し、後任にジョン・ターナス氏が就任すると報じました。クック氏は取締役会の会長として政府対応などを引き続き担うとみられています。
9to5Macは、Appleのティム・クックCEOが15年間務めたトップの座を本日退任し、後任にジョン・ターナス氏が就任すると報じました。今年4月にAppleはクック氏が9月1日付でCEOを退任すると発表しており、いよいよその日を迎えた形です。長年Appleを率いてきたクック氏の退任は、9月9日に控える新製品発表イベントを前にした大きな節目となります。
クック氏は取締役会長へ、経営の一線からは退かず
クック氏は完全に経営から離れるわけではなく、Appleの取締役会長に就任する予定です。クック氏は2011年、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなる2か月前にCEOに就任しました。一方のターナス氏は2001年にプロダクトデザインチームの一員としてAppleに入社し、着実に昇進を重ね、2021年1月にハードウェアエンジニアリング担当上級副社長に正式就任した人物です。週末に伝えられたBloombergの報道によれば、クック氏は取締役会長として、トランプ大統領や中国政府とのAppleの関係管理を引き続き担う見通しです。

画像引用元: 9to5Mac
政府対応の窓口役は継続、休暇の予定も
Bloombergの報道では、クック氏はターナス氏に対し、トランプ大統領や中国政府との関係管理を引き続き担う考えを伝えるとともに、後任者が必要と判断すればほかの業務も引き受ける意向を示しているといいます。クック氏はアウトドア活動を増やしたり、パームスプリングスの別荘で過ごす時間を増やしたりする計画も語っているとのことです。ターナス氏がCEOに就任すると、クック氏が現在使っているオフィスを引き継ぐ見通しで、The Informationの報道によれば、クック氏の秘書はそのままターナス氏の下で働き続けるとされています。
Apple Parkでの送別会、OneRepublicも出演
先週にはApple Park内でクック氏の送別会が開かれたと報じられています。会にはターナス氏やローレン・パウエル・ジョブズ氏をはじめとする現旧幹部から「何時間にも及ぶ賛辞」が贈られたほか、クック氏お気に入りのバンドであるOneRepublicがライブ演奏を披露したといいます。長年トップを務めた人物の退任にふさわしい、社内向けの盛大な送り出しとなったようです。
9月9日イベントはターナス氏が主導、クック氏は不出席
今回のトップ交代は、9月9日水曜日に予定されているAppleのスペシャルイベント「Surprise and shine」の直前というタイミングです。9to5Macによれば、クック氏はこのイベントには登壇せず、代わりにターナス氏が中心となって進行するとみられています。イベントでは折りたたみ式のiPhone UltraやiPhone 18 Pro、新型Apple Watchなどの発表が見込まれています。
- クック氏はApple取締役会長に就任、政府対応の窓口役は継続
- ターナス氏は2001年入社、2021年にハードウェア担当上級副社長へ
- 9月9日の新製品イベントはターナス氏が主導、クック氏は不出席
- イベントでは折りたたみiPhone UltraやiPhone 18 Proなどの発表が見込まれる
値上げが相次ぐ中でのバトンタッチ、最も野心的な製品サイクルへ
ここ数週間、Appleはハードウェア製品(iPhoneを除く)の値上げや、Apple TV、Apple Music、Apple Oneなどサブスクリプションサービスの値上げを相次いで発表しており、必ずしも歓迎ばかりされる状況ではありません。9to5Macは、こうした逆風の中でターナス氏がCEOに就任し、「Appleの歴史上もっとも野心的」とも評される新製品サイクルの舵取りを担うことになると指摘しています。15年にわたりAppleを率いたクック氏から、プロダクト畑を歩んできたターナス氏へのバトンタッチが、今後の製品戦略や組織運営にどのような変化をもたらすのか、9月9日のイベントを含め今後の動向が注目されます。
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