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MetaがロボットAIスタートアップAssured Robot Intelligenceを買収──ヒューマノイド分野に本格参入
MetaがヒューマノイドロボットAIスタートアップのAssured Robot Intelligence(ARI)を買収したとEngadgetが報じました。共同創業者のXiaolong Wang・Xuxin Cheng・Lerrel PintoはMetaのSuperintelligence Labsに合流します。買収金額は非公開です。
ARI買収の概要:高価値労働市場に特化したスタートアップ
MetaはAssured Robot Intelligence(ARI)を買収したと、2026年5月2日にEngadgetが報じました。買収金額は非公開です。ARIは「高価値労働市場」を対象に、ロボットに汎用的な物理エージェント能力を持たせるAI開発を行うスタートアップです。
ARI共同創業者のXiaolong Wang、Xuxin Cheng、Lerrel PintoはMetaのSuperintelligence Labs部門に合流します。Pinto氏はもともとFauna Roboticsの共同創業者でもあり、同社は後にAmazonに買収されています。
「汎用物理エージェントはヒューマノイドでなければならない」
Xiaolong Wang氏は買収にあたり、ARI発足当初から「真に汎用的な物理エージェント」の実現を目標にしていたと述べています。研究の進展とともに、そのエージェントがヒューマノイド(人型)形態をとることが自然な前提となり、人間の行動から直接学習するスケーリングアプローチが鍵になると判断したと説明しています。
MetaはARIのチームを活用して「ロボット制御と自己学習、全身ヒューマノイド制御のためのモデルとフロンティア能力」の開発を進めるとしています。
MetaのロボティクスビジョンはAndroidモデル

画像引用元: Engadget
MetaのCTO Andrew Bosworth氏はかねてより、ロボティクスソフトウェアについてAndroidのような「他社がライセンス提供を受けて使えるプラットフォーム」モデルを目指していると語っています。「ソフトウェアがボトルネックだ」と指摘し、まず巧みな手動作を可能にするソフトウェアを開発した上でより広い汎用化を進める方針を示しています。
ARIの買収はこの戦略の一環とみられます。ロボティクス分野での大手の動きは相次いでおり、Amazonが元Fauna RoboticsのPinto氏の関係企業を買収したほか、TeslaのOptimus、Figure AIなども資金調達・開発を加速させています。Metaにとってヒューマノイドロボット向けプラットフォームの確立は、次世代コンピューティングプラットフォームを押さえる長期戦略と一致しています。
Superintelligence Labsへの合流
ARIチームが参加するMetaのSuperintelligence Labsは、2025年から急速に拡充されてきた研究部門です。今回の買収でロボット制御・自己学習分野の専門家を獲得したことで、大規模言語モデルと物理空間を橋渡しする研究が本格化しそうです。
MetaはソーシャルメディアやVR/ARに続く次の主力領域としてAIとロボティクスの融合を位置づけており、今回の買収はその流れを明確に示すものです。今後は独自開発だけでなく、他のロボットメーカーとのパートナーシップや技術ライセンスを通じたエコシステム構築が焦点になりそうです。
Meta acquires robotics AI startup as it makes the push into humanoid machines - Engadget
Meta, AI, humanoid, robot